走り高跳び・幅跳び用品ガイド|学校の陸上競技用具の選び方
走り高跳びと走り幅跳びは、小学校高学年から中学校の体育授業、そして陸上部の練習・大会で扱われる代表的な種目です。跳躍系の種目は着地時の衝撃が大きいため、他の陸上種目以上に安全対策を意識した用具選びが求められます。このページでは、走り高跳びの支柱・バーから、走り幅跳びの砂場シート・踏切板まで、学校現場で必要になる用具と選び方のポイントを整理して解説します。
走り高跳びに必要な用具
走り高跳びの基本セットは支柱とバー(またはゴム紐)、そして着地マットで構成されます。支柱は高さを細かく調整できるものが多く、目盛りが見やすいタイプを選ぶと授業中の高さ設定がスムーズになります。バーは正式な競技用バーのほか、初心者や低学年向けにはゴム製のバーを使うケースも多く見られます。ゴムバーはバーに接触した際の恐怖心を和らげる効果があり、背面跳びなどの技術習得前段階での練習に向いています。
着地マットは走り高跳びの安全性を大きく左右する用具です。厚みが不足していると着地時の衝撃を十分に吸収できず、特に背面跳びのように後頭部や背中から着地する跳び方では、マットの厚みと面積の両方を確認しておく必要があります。マットの経年劣化によるへたりも事故につながりやすいため、定期的な点検も欠かせません。
走り幅跳びに必要な用具
走り幅跳びでは、踏切板と砂場(着地エリア)が中心的な用具になります。踏切板は踏み切り位置を正確に示す役割があり、表面に滑り止め加工が施されたタイプであれば助走からの踏み切り動作が安定しやすくなります。学校の砂場が屋外に常設されている場合は、使用しない期間の砂の飛散や雨による締め固まりを防ぐため、砂場シートで覆っておくと管理がしやすくなります。
砂場の砂自体も、粒の大きさや水はけによって着地時の衝撃吸収性が変わります。長期間手入れをしていない砂場は硬く締まっている場合があるため、大会や授業のシーズン前には砂を掘り起こして柔らかくしておく作業も安全対策の一つです。屋内の陸上競技マットを使って幅跳びの動作練習を行う学校もあり、天候に左右されずに助走・踏切の感覚をつかめる点がメリットです。
スターティングブロックや周辺用具との組み合わせ
走り高跳び・幅跳びの授業や部活動では、これらの跳躍種目単体だけでなく、短距離走の練習と組み合わせて実施されることも多くあります。スターティングブロックや踏切板は幅跳びの助走練習にも応用できるため、陸上競技用品を一通り揃えておくと、授業のバリエーションを広げやすくなります。また、ラダーを使ったステップ練習は、跳躍種目に必要なリズム感や踏み切りのタイミングを養うトレーニングとしても活用されています。
安全管理と保管のポイント
跳躍系の種目はマットや砂場の状態が安全性に直結するため、シーズンごとの点検を習慣にしておくことが重要です。着地マットは屋外で使用する場合、雨や直射日光による劣化が進みやすいため、使用後はカバーをかける、屋内に格納するなどの対応が望ましいです。支柱やバーも、破損や歪みがないか目視で確認したうえで保管しておくと、次のシーズンにすぐ使える状態を保てます。
学校・法人での購入では年度予算での調達となるケースが多いため、見積書や請求書での支払いに対応しているかを事前に確認しておくとスムーズです。
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